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     親や子や自分自身とのお付き合いから広がる世界
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「未来のことは分からない」「やってみなきゃ分からない」と言う。

たしかにそんなこともあるけれど、コップを倒せば中の水はこぼれるし、
箸先の大豆は自分が箸先を広げるように指を動かせば落ちるし、
やってみなくても分かることも、たくさんあるのだよね。

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時間が流れて、「いま」は、どんどん「いま」ではなくなっていく。

意識にのぼる知覚領域や範囲は、一瞬ごとに移り変わるので、
自分にとっての「ここ」も、どんどん「ここ」ではなくなる。

だから、言葉として現出する「いまここ」は、すでに遅れているのだ。

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希望を持って生きていくために必要なものを、
3つにまでに要約できました(いずれ改定するかも)。

「否定と承認のバランス」、「アイデンティティ」、「リアリティ」。

これらを、さらに一言で言うと、「存在感」・・・ということか。

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しばらくの間だけでも、
多くのことを捨ててしまわない限り、集中することはできない。

集中しているときには、他の多くのことをあきらめている。

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「肯定される」とは、「褒めてもらう」ことではなくて
「存在が認められる」ことであるとしたら、
「自分はダメ」と思っている人のことも
「自分はダメ」と思ったまま、肯定することができる。

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後世に語り継がれるくらい良い行いを示したのにもかかわらず、
キリストは処刑されるほど嫌われていた。
釈迦が命を狙われるくらい嫌われていたという不確かな話もある。

誰からも嫌われず、正直に主張し続けるのは、きっと無理なんだ。

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「自由」は目的ではなく、成就に至るための道具だったんだ。

不自由の中に自由な選択を見出し、その結果、必然的に事は成る。
「必然」からも自由になろうとすると、さらに苦しい「必然」がやってくる。
成就は自由の彼方へ散々となり、際限のない苦しい欲望と化す。

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なぞなぞは、ヒントなしで解けた方が気持ちがいい。

ヒントを出すなら上手に出さないと、面白くなくなってしまう。

答えが分からない不安やイライラに耐えられず、
早く答えを教えてもらって、すっきりしたくなることもある。

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もっと効率よく悩むことのできる枠があることを示し、
上手に悩むことのできる方向性を提案していくのが、
人生の良いお手伝いではないか・・・という気がずっとしている。

解決できないことではなく、どう悩んでいいか分からないことが苦しい。

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恐らくは不条理な、根拠のよく分からない動機があってこそ、
合理的な言語によって自分が形成され、存在し始めるのだから、
自分が何者なのかを知りたくなるのだけれど、結局、分からないのだ。
理解されたいくせに、そう簡単に理解されて堪るか・・・とも思う。

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十年前の自分だったら、解けなかった問題がある。

今は解けないけれど、
十年後の自分だったら、解ける問題もあるに違いない。

そして、一生、解けない問題もあるに違いない。

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相手に対して興味がない上に、役にも立てないと思うのなら、
さっさと相手から離れて、自分のことをやりましょう。

反対に、相手に対して興味があるのなら、
気を遣いつつも遠慮することなく、どんどん質問をしましょう。

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カテゴリーした瞬間、対象そのものの大部分が切り捨てられ、
そのものを感じる可能性を失う代わりに、意味が立ち現れる。

そして、理解したはずなのに、理解できなくなる。

言葉は、やっかいなんだよ。

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ひょっとしたら、あなたは、人から認めてもらうために、
自分のすべてをさらけ出さないようにする術を
長年かけて会得してきただけなのかもしれない。

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間違っているのに、間違いを認めないということは、
間違うことができないということなのだ。

だから、いつまでも正しい答えを導き出せないということは、
真剣に間違えられていないということの裏返しなのだ。

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本当の「絶対」は、そこらへんに、そう簡単には、ころがっておらず、
むしろ、いまどき、「絶対」と思っていたものが「絶対」ではなかったと
気づくことの方が、人生を前進させるのかもしれない。

ただし、全てが価値相対であるわけでもない。

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全ての子どもが、先生に歓迎される・・・
そんな新学期は、当たり前なのか?絵空事なのか?

夏休み明けの子どもの気持ちに、深いところまできっちり向き合えば、
大人は、いろんな意味で毎年泣かされてしまうのではなかろうか?

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学校の先生の最大の専門性は、「集団を扱える」ということですよね。

子どもが集団の中で伸びていく、その摂理を見出し、扱っていくことは、
この世で主に学校の先生が引き受けてきた貴重な専門性です。

残念ながら、現場でそこまでノウハウを蓄積してきた職種は他にない。

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少なくとも専門家の一部は、「そんなことも知らないの?」に弱く、且つ、
他の同業者より気分的優位に立つ術として、その表出法を会得する。

ここでの勝者は、システムに組み込まれる苦しみを背負うことを知らず、
自分は無知であると認める者には、制約のない可能性が保障される。

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マーケットで人々は、お金を使って楽しさを手に入れる。
テレビは、勝手に楽しさを放出するから、観ているだけでいい。
インターネットでは、何か楽しいことに向かってクリックを続ける。

でもそういう楽しさは、ずっとずっと何かが足りないのだ。

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プロフィール
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性別:
男性
職業:
子育て・発達相談
趣味:
ジャズ・ミュージシャン
自己紹介:
「最長で4行」という鉄則を作者自身に課し、厳密に書かない代わりに、「読む人が自分の読みたい意味で読んで良い」という気分で書いている『日々わかば』です。やっぱり「意味は自分の外には無く、それぞれの人の内側にのみ生ずるもの」ということで合っているようなので。

「ことばと子育ての相談室 わかばルーム」HPのトップページに掲載したものからダイジェストでここに保存していきます。
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